【開催報告】11/18(水)クリエイティブラボ神戸にてSCLセミナー「スタートアップはどうやって自前のラボを構えたらいいのか ~僕らのラボの作り方~」を開催しました

2020年11月18日(水)に、神戸医療産業都市内に新設されたクリエイティブラボ神戸(以下「CLIK」)の2階にあるイベントスペース、イノベーションパークを活用し、Startup Creative Lab(SCL)セミナーを実施しました。

今回は、自前でラボを構えたスタートアップとして、株式会社メトセラの岩宮 貴紘氏、株式会社レリクサの仲木 竜氏、外資系製薬企業としては国内初であるインキュベーションラボ「CoLaborator Kobe」を始めたバイエル薬品株式会社の高橋 俊一氏を交えて、ラボの作り方についてディスカッションを行いました。

ラボを立ち上げた際の秘話や苦労など、普段聞くことのないリアルな経験談に、現地とオンライン聴講者の両方から、多くのご質問を頂きました。より詳細を聞きたいといった反響も多く、第二弾の開催も検討しております。

▲左から、岩宮氏、井上、仲木氏の自慢のラボ写真

ラボの立ち上げを自社で行ったスタートアップの2社からは、自慢のラボの写真を添えて、ラボを構えたタイミングや経緯をご紹介頂きました。ラボを作る目的として、自社で特許ポートフォリオを構築するためや、実験を独自に設計しデータ取得を加速させるため、そしてロマンという理由がある一方で、事業計画や研究計画を事前に立てること、本当に必要な実験機器なのか見極めるべきであると、経験に則ったアドバイスを頂きました。

聴講者からの質問の一つには、「スタートアップ単独で論文を出す場合、大学と共同で出す時に比べてメリット・デメリットがあるのか」という質問がありました。メトセラの岩宮氏から「スタートアップ単独で論文を出せるということは、自社の研究開発力に一定のレベルがあることの立証になるため、得られるメリットは大きい」といったご意見を頂きました。

高橋氏からは、海外には大手製薬企業が運営するインキュベーション施設も多く、そこに入居できるということがスタートアップのブランドにもなるという視点を頂き、日本のインキュベーション施設との運営体制や社会での位置づけにも違いがあることが見えてきました。

スタートアップがウェットな実験を含む研究を進める場合、大学のインキュベーションスペース、民間や独立行政法人が貸与しているインキュベーション施設を利用する以外に、オフィススペースで貸与している場所に手を加えて実験室仕様に変えて利用するといったケースも出てきています。スタートアップが、それぞれのフェーズに沿ってうまく活用することも重要であり、ラボの作り方にも選択肢が増えてきたことが示唆されました。

SCLでは定期的にライフサイエンス系のスタートアップ向けのセミナーを実施していく予定です。ライフサイエンス系ベンチャーが抱える課題に多い、知財や薬事承認、人材採用、資金調達なども取り上げて参ります。

【次回以降のイベントスケジュール】

Startup Creative Lab グランドオープンイベント

日時:2020年12月14日(月) 16:00-18:00

・入居および入居予定のスタートアップによるピッチイベント

・製薬企業関係者も招いたパネルディスカッション

Career Discovery Forum in 神戸

日時:2021年1月23日(土) 13:00-17:30

キャリアディスカバリーフォーラムは、研究者の力を求めるベンチャー企業と、新しい場所で挑戦したい研究者が集まり、実現したい社会への共感で仲間を見つける場です。

関心のある方はぜひご参加ください。

<お問い合わせ>

株式会社リバネス 研究開発事業部 担当:濱口

e-mail : lvns_seminar@lnest.jp

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